トレーシーラー
品質保持期限の延長を可能にする新しい包装
トレーシーラーとは、トレーに入った商品をトップシールするための装置です。イシダのトレーシーラーQXシリーズは、ガス置換包装(MAP)や真空密着包装(スキンパック)が可能で、品質保持期間の延長に効果があります。さらには、配送エリアの拡大や廃棄ロスの減少、人工保存料の使用削減にも貢献し、環境・人に優しい新しい包装をご提案できます。
さまざまな素材や形状のトレーやフィルムに対応
自社設計のシールユニット(金型)により、標準的なトレーから特殊なものまで対応可能です。例えば、プラスチック製トレーはもちろんのこと、発泡や紙、アルミ、PET製のトレーにも対応できます。また、トップフィルムもラミネートやシュリンク、スキンパック用フィルムと、お客さまの要望に合わせた幅広い包装スタイルに対応します。
美しいシール仕上がりで商品力を向上
イシダのトレーシール機は、アウトサイドカットだけでなくインサイドカットも可能です。
1)アウトサイドカット
フィルムをトレーにシールしてからカットする方式で、フィルムはトレーの外周端の外側の位置でカットされます。そのため2〜5mm程度、フィルムがトレーからはみ出します。かさのある商品やシュリンクフィルム、スキンパックに適しています。
2)インサイドカット
最初にフィルムをカットしてから、トレーにシールする方式で、見栄えの良い包装デザインとなります。なお、フィルムはトレーの外周端よりも内側の位置でカットされます。
優れた作業性でフィルム交換もかんたん
運転準備も非常にかんたんで、シールユニット交換は、モーター内蔵の専用台車で誰でもかんたんに交換できます。
高い清掃性を備えた設計
コンベア部品は工具なしでかんたんに着脱でき、水洗いが可能です。しかも、開放的で機器のすべての部分にアクセスしやすく、しかも水が溜まらないように設計されており、排水や清掃が簡単にできる設計となっています。